8月6日(土)に看護現場のリーダーシップと実践をテーマにInstitute for Johns Hopkins Nursingのエグゼクティブディレクター Jane C. Shivnan, MScN, RN, AOCN によるセミナーを開催します。
Jane C. Shivnan氏は臨床・看護管理に関して豊富な経験を有し、ジョンズホプキンス大学病院にてマグネットホスピタルの認定を得るプロジェクトリーダーを務 め、現在もジョンズホプキンス大学病院シンガポール国際医療センターの支援等にも携わっております。本セミナーは病院経営者・看護部長(師長)・事務長・ 現場リーダーの方々を対象とし、海外先進事例やマグネットホスピタルにおける卓越した看護リーダーシップの創造と実践についてお話し頂く予定です。
また当社とInstitute for Johns Hopkins Nursingは提携し、看護師管理職向け研修プログラム「ジョンズホプキンス ナースマネージャー アカデミー in Japan」を来る9月16日~18日の3日間で開催致します。このプログラムは看護師管理職特有のニーズに合わせ、The Institute for Johns Hopkins Nursingが開発した管理職向け研修で、米国で高い評価を受けています。これまで、米国を中心に世界6か国から、700名以上が受講しています。セミ ナー当日には、あわせてこちらの研修の簡単なご紹介をさせていただく予定です。
※第2回ジョンズホプキンス ナースマネージャー アカデミー in Japanの日程が確定しました。
2012年1月20日〜22日 永田町 都市センターホテル
セミナー概略
日時:2011年8月6日(土)10時~11時30分
会場:新宿NSビル会議室
定員:30名
参加費:無料
主催:株式会社ファーストスター・ヘルスケア
講演者紹介
Jane C. Shivnan, MScN, RN, AOCN
エグゼクティブディレクター Institute for Johns Hopkins Nursing
1994年にジョンズホプキンス大学看護学部にて救命救急とマネージメント専攻で看護学修士号(Master’s of Science)を取得。イギリスのプリンセスアレクサンドラSchool of Nursing、ロイヤルロンドン病院にて看護師のキャリアをスタート。またイギリスのサセックス大学において生物学の学士号(Bachelors’s of Science)も取得しています。
現在、ジョンズホプキンス大学看護学部とジョンズホプキンス大学病院看護部が共同運営しているInstitute for Johns Hopkins Nursingの責任者です。またジョンズホプキンス大学看護学部のDepartment of Health Systems and Outcome科の教員、ジョンズホプキンス大学医学部の腫瘍学の兼務教員、レバノンのベイルートアメリカン大学のHariri School of Nursing、医学部の非常勤准教授も務めております。
彼女はプロジェクトマネジメントや経営管理業務に豊富な経験があります。
経歴としては1987年から2002年までジョンズホプキンス大学病院の血液骨髄移植ユニットのナースマネージャーを勤め、その後、ジョンズホプキンス大学のSidney Kimmel総合がんセンターのアシスタントディレクターを歴任し、現職に至ります。現職ではジョンズホプキンス大学病院シンガポール国際医療センターをシニアナースアドバイザーとして支援、また2003年にはジョンズホプキンス大学病院を、抜きん出た数少ない医療機関のみが得ているマグネットホスピタルの認定にプロジェクトリーダーとして導きました。
臨床や経営管理のトピックスに関してアメリカ国内および海外で広く発表、出版をしており、上記の通り、大学生と大学院生ともに教えております。またアメリカ国内や海外の医療機関へのコンサルティングを行っております。著作は、臨床分野としては腫瘍学や救命救急、経営管理分野としてはリーダーシップに関するものがあります。また助成金を受けた幾つかのプロジェクトでは共同研究者として腫瘍看護学の研究に貢献しております。US Oncology Nursing SocietyからAdvanced Oncology Nursingの認定を得ており、1998年には腫瘍看護学でのリーダーシップが認められ、Roxane Laboratories / Oncology Nursing Society Linda Arenth Award for Excellence in Cancer Nursing Administrationを授与されております。
当日のご感想
当日の出席者のご感想を抜粋して紹介させていただきます。
- 日本でも同じ様な事を感じ、働いてきていたので、とても興味深く聞くことができました。私の働く病院でも一部似たような取組みはしてきていると感じましたが、結果、成果につながっていません。自分の病院に限らず、日本の看護、ナースを世の中にどのように理解してもらえるか、いかに充実感を持って働けるかとりくんでいきたいと私も思います。
- 米国と日本と同じ問題であることが良く理解できました。内容は看護師の問題にとどまらず、医師・病院管理者全体が教諭するべき内容と理解しました。
- 看護業務の中でもリーダーシップ研修など、今までにも参加してきたが、今回の研修は医師とのコミュニケーションなども内容に含まれていて視野を広げることができました。SBARはとても興味深かったです。ありがとうございました。
- 管理職として何が必要なのか、考え方について少し変わったように思います。また、とてもポジティブな考え方を基本にしているように思え、今までに受けたセミナーと違っている感じを受けました。